スタッフォードシャー県(読み)スタッフォードシャー(その他表記)Staffordshire

翻訳|Staffordshire

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「スタッフォードシャー県」の意味・わかりやすい解説

スタッフォードシャー〔県〕
スタッフォードシャー
Staffordshire

イギリスイングランド中西部の県。県都スタッフォード。1974年の自治体再編により,南端部がウェストミッドランズ地域の一部として分離され,1997年にストークオントレントが単一自治体(ユニタリー unitary authority)となって分離した。ミッドランド地方北西部にある県で,トレント川の上流域を占め,同川が県中央部を南東に流れる。北部はペナイン山脈南端部の丘陵性山地を含み,その南西斜面に露出する夾炭層(きょうたんそう。→炭層)が北スタッフォードシャー炭田を形成。またトレント川の谷を挟んでその南に広がるカノックチェースと呼ばれるヒース地帯は南スタッフォードシャー炭田の一部をなす。炭田と鉄鉱床採掘は 13世紀から行なわれていたが,本格的な開発が始まったのは 18世紀に入ってからで,それに伴って発展。18世紀には製陶が盛んとなり,特にジョサイア・ウェッジウッドがつくり出した陶磁器は世界的に有名となった。今日もこれらが主産業で,北スタッフォードシャー炭田地帯に広がる工業地帯はボタ山と大きな壺形の陶窯により独特な景観をみせている。しかし伝統的な陶窯はしだいにガス窯や電気窯に変わっており,また鉄鋼業は輸入鉄鉱石に依存している。東部バートンアポントレント古くからビール醸造で知られる。農業も重要な産業で,酪農中心に,飼料作物栽培園芸農業が行なわれる。面積 2624km2。人口 81万6700(2005推計)。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月節 (12月前半) のことで,太陽の黄経が 285°に達した日 (太陽暦の1月5日か6日) に始り大寒 (1月 20日か 21日) の前日までの約 15日間...

小寒の用語解説を読む