日本大百科全書(ニッポニカ) 「タスマン海」の意味・わかりやすい解説 タスマン海たすまんかいTasman Sea オーストラリア大陸南東部とニュージーランドとの間の海域。面積約230万平方キロメートル、最大水深5267メートル。東オーストラリア海流(暖流)が流れ、沿岸の気候に影響を与えている。「ほえる40度線」とよばれる暴風雨地帯にあたる。両国を結ぶ海底電信線が敷設(1876)されている。海域中のロード・ハウ島はサンゴ礁の南限。1642年に来航したタスマンにちなみ1890年に命名された。[谷内 達] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「タスマン海」の意味・わかりやすい解説 タスマン海タスマンかいTasman Sea 太平洋の縁海の一つで,東はニュージーランド,西はオーストラリア南東部とタスマニア島で限られ,北はサンゴ海,南はインド洋に接続する海域。東西約 2250km,水深は約 4000~5000mであるが,オーストラリアの東岸は急傾斜し,最深部は 6000mに達する。 1642年にオランダの航海探検家 A.タスマンが発見したことにちなんで名づけられた。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
百科事典マイペディア 「タスマン海」の意味・わかりやすい解説 タスマン海【タスマンかい】 南西太平洋の一部で,オーストラリア南東岸とニュージーランドとの間の海域。英語でTasman Sea。北部は珊瑚(さんご)海に通じる。名はタスマンにちなむ。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by