タフォノミー(その他表記)taphonomy

翻訳|taphonomy

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「タフォノミー」の意味・わかりやすい解説

タフォノミー
taphonomy

生物遺骸生物圏から岩石圏へと移り変っていく過程研究。 I.A.エフレーモフが 1940年に提唱したもので,ギリシア語のタフォ (埋没) とノミー (法則) の合成語。したがってこの言葉には (1) 生物の死体が腐って分解していく過程 (ネクロリシス) ,(2) 遺骸が運搬され堆積物の中に埋まる過程 (バイオストラティノミー) ,(3) 堆積物中に埋もれたのちの遺骸の物理・化学的変質の過程 (続成作用,ダイアジェネシス) ,という化石化作用のあらゆる面が包括されている。研究には,現生生物の遺骸や,きわめて保存のよい化石を用いて化石化の開始段階を調べる方向と,絶滅生物などの化石に焦点を当て,実際の産状から化石化のメカニズムを探る方向がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 上田

最新 地学事典 「タフォノミー」の解説

タフォノミー

taphonomy

生物の遺骸が生物圏から岩石圏に移行する過程の研究(J.E.Efremov, 1940)。化石産出論,化石生成論とも。一般には古生物の死後その遺骸が堆積物に埋没し,化石として保存される過程で被るさまざまな影響要因について研究する分野。化石の生物としての側面と堆積物としての側面から化石の由来成因を考える。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む