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だて ダテ

デジタル大辞泉の解説

だ‐て

[連語]《断定の助動詞「だ」+終助詞「て」》…だよ。
「たって俳諧する者などに生ずる病―」〈滑・浮世風呂・前〉
[補説]江戸後期ごろ、医者・儒者などが好んで用いた。

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大辞林 第三版の解説

だて

( 連語 )
〔断定の助動詞「だ」に終助詞「て」の付いたもの〕
だよ。だわい。 「王粛が逐鼠丸でも欲しいもの-/滑稽本・浮世床

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

だて
だて / 伊達

『嬉遊笑覧(きゆうしょうらん)』によると、物事を立て通そうとする意で、「立(たて)」の濁ったものだという。この説が一般に行われているが、ほかに、伊達政宗(まさむね)の部下が華美な装いをしたのに基づくという説もある。いずれにしろ、人目につくようなはでな装いやふるまいをすることが第一義で、『日本国語大辞典』第2版には「さすが茶人の妻、物ずきもよく気もだてに」(近松門左衛門著『鑓(やり)の権三重帷子(ごんざかさねかたびら)』)、「是(これ)さ大罪人の堕獄人(だごくにん)、この袈裟衣(けさごろも)はだてに着るか、化粧(けそう)に着るか」(同著『曽我(そが)五人兄弟』)を用例としてあげている。前者はいわゆる「粋(いき)」を意味し、後者は「見栄(みえ)をつくって」の意。諺(ことわざ)の「だての薄着(うすぎ)」とは、見栄を張って寒空にわざと薄着をすることで、江戸の町火消(まちびけし)、鳶者(とびのもの)は寒中でも白足袋(たび)はだし、法被(はっぴ)一枚の「男伊達(おとこだて)」を貴んだ。「男伊達」ないし「男達(だて)」は「男気のある人」の意で、侠客(きょうかく)や、侠士をさすことが多い。「だて眼鏡」は、近視でも老眼でもないのに見栄を飾るための眼鏡である。[古川哲史]

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