ちょきり(読み)チョキリ

デジタル大辞泉 「ちょきり」の意味・読み・例文・類語

ちょきり

[副]
はさみなどで物を切る音や、そのさまを表す語。ちょっきり。「ちょきりと枝を切る」
乱れがなく、しっかりしているさま。しゃっきり。
「あたまは―とした本田に結ひ」〈滑・浮世風呂・四〉
[類語](1ふっつりぷつんぷっつりぶっつりぷつりちょきちょきちょきんじょきじょきざくりざっくりばっさりちょんざくざくすっぱりさくさくざくさっくり

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ちょきり」の意味・読み・例文・類語

ちょきり

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )
  2. きちんとしたさまや、しゃんとしたさまを表わす語。ちょきん。ちょっきり。
    1. [初出の実例]「おれが殿御は日本おろかよから物町にも、まれな男のちょきりこきり小女房」(出典:浄瑠璃・今宮心中(1711頃)下)
  3. はさみで物を切る音やそのさまを表わす語。ちょきん。ちょっきり。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android