デジタル大辞泉 「さっくり」の意味・読み・例文・類語 さっくり [副](スル)1 ごく簡単に切れたり割れたりするさま。「ビスケットがさっくり(と)割れる」「長い安寿の髪が、鋭い鎌の一掻に―切れた」〈鴎外・山椒大夫〉2 率直で好感が持てるさま。あっさりしているさま。さっぱり。「さっくり(と)した性格」[類語]ちょきちょき・ちょきり・ちょきん・ざくり・ざっくり・ばっさり・ちょん・じょきじょき・ざくざく・すっぱり・さくさく・ふっつり・ぷつん・ぷっつり・ぶっつり・ぷつり・ざく 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「さっくり」の意味・読み・例文・類語 さっくり 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )① 簡単に割れたり、切れたりするさまを表わす語。[初出の実例]「さっくりとおれてたもれよ花の番〈知政〉」(出典:俳諧・詞林金玉集(1679)四)② 淡泊なさま、あっさりしているさま、率直なさまを表わす語。[初出の実例]「さっくり能く解った人だよ」(出典:真景累ケ淵(1869頃)〈三遊亭円朝〉三八) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例