既視感ともいわれる。かつて一度も見たこともないものを見たとき、すでにどこかで見たことがあるように感じること、さらに進んで、どんなことが起きてくるかもわかっているという確信をもつようになることをいう。この現象は古くから知られているが、その心理的過程は明らかでない。記憶障害、脱人格化に基づく現実感の喪失、自我意識の障害とみなされたりしている。長期にわたって持続して確信をもつようになれば、妄想と区別しにくいものになる。フロイトによれば、夢や空想など、かつて体験した願望的思考が抑圧され無意識にとどめ置かれ忘れられているが、ある特定の現実の体験によってその記憶痕跡(こんせき)の一部が連想的に呼び起こされたとき、すでに見たとか体験したことがあるという感覚を伴って現れると考えられる。
[外林大作・川幡政道]
『フロイト著、池見酉次郎・高橋義孝訳「日常生活の精神病理学」(『フロイト著作集4』所収・1970・人文書院)』
「既視」のページをご覧ください。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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