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でんでん物 でんでんもの

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

でんでん物
でんでんもの

義太夫狂言の別称。丸本物,丸本歌舞伎ともいう。義太夫節の太棹の三味線の音がでんでんと聞えるところからその名が起った。人形浄瑠璃の戯曲を歌舞伎化した演目をさし,正徳5 (1715) 年『国性爺合戦』が歌舞伎で上演され成功を収めてから,多くの浄瑠璃がただちに歌舞伎化され,ことに享保~宝暦年間 (16~64) には頂点に達した。

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世界大百科事典内のでんでん物の言及

【丸本物】より

…義太夫狂言。院本(いんぽん)物,義太夫物,竹本劇,でんでん物(太棹三味線の音からとる),丸本歌舞伎(戸板康二の造語)などの別称がある。人形浄瑠璃で演じた作を歌舞伎に移行したものである。…

※「でんでん物」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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