オーストラリア大陸南岸、グレート・オーストラリア湾に面した平坦(へいたん)な石灰岩台地。東西約700キロメートル、南北約400キロメートル、面積約26万平方キロメートル。平均高度は180メートルで、沿岸の東寄り部分は高さ40~90メートルの崖(がけ)となっている。地下水はあるが地表水はなく、植生は貧弱。世界最長の直線区間(530キロメートル)を含む鉄道および道路が横断している。1841年探検家エアEdward J. Eyre(1815―1901)が横断。名称は「木がない」という意味のラテン語に由来する。