デジタル大辞泉 「ネーピードー」の意味・読み・例文・類語 ネーピードー(Naypyidaw) 《王の都の意》ミャンマー連邦の首都。2005年、旧首都で最大の都市ヤンゴンの北320キロメートルにあるピンマナの西郊の軍用地に官庁街が建設され、ネーピードーと名付けられて2006年2月から新首都となった。南部の商業地区には大規模商業施設、ホテル、宝石博物館、ウッパタサンティパゴダがある。ナイピイダウ。ネピドー。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ネーピードー」の意味・わかりやすい解説 ネーピードーNaypyidaw ミャンマーの首都。Nay Pyi Tawまたは Nay Pyi Dawとも表記される。ビルマ語で「王の住む土地」の意。2006年にヤンゴンに代わる新しい首都として誕生した。2004年にミャンマー中部の盆地,ヤンゴンの北約 320kmに位置するピンマナ近郊の周囲から隔絶した地に,新しい行政の中心地として建設が始まった。2005年末から首都機能をいったんピンマナに移し,2006年3月に遷都した。当初は政府庁舎と高級ホテル,集合住宅,空港があるのみで,おもな居住者である政府職員の家族のなかには,商業施設などが充実していない新首都を嫌ってヤンゴンにとどまる者も少なくなかった。施設が不十分とはいえ,急成長するネーピードーには国内では珍しく電気が常時供給されている。空港は軍専用のため,ヤンゴンからの交通手段は自動車または鉄道をたのみにしている。人口 93万(2007)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
百科事典マイペディア 「ネーピードー」の意味・わかりやすい解説 ネーピードー ミャンマーの首都。2005年11月,ミャンマー政府は首都をヤンゴンから,北方約300kmの内陸部に位置するピンマナーの西郊に,新たに建設して移転することを発表した。翌2006年の3月にかけて政府機関の移転が完了し,3月27日の国軍記念日に新しい首都を〈王の都〉を意味するネーピードーNaypyidawと呼ぶと発表し,10月10日に公式に遷都を公表した。人口115万8367人(2014)。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
日本大百科全書(ニッポニカ) 「ネーピードー」の意味・わかりやすい解説 ネーピードーねーぴーどー →ネピドー 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例