ノースカスケード国立公園(読み)ノースカスケードコクリツコウエン(その他表記)North Cascades National Park

デジタル大辞泉 の解説

ノースカスケード‐こくりつこうえん〔‐コクリツコウヱン〕【ノースカスケード国立公園】

North Cascades National Park》米国ワシントン州北西部にある国立公園カスケード山脈中に位置し、山岳氷河を含む多様な自然景観に恵まれる。温帯雨林が広がり、オオカミヘラジカカナダオオヤマネコなどの野生動物が生息。1968年に設置

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日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

ノース・カスケード国立公園
のーすかすけーどこくりつこうえん
North Cascades National Park

アメリカ合衆国、ワシントン州北西部、カスケード山脈中の国立公園。面積2043平方キロメートル。1968年制定。「アメリカのアルプス」と別称されるこの地域は、山岳地帯の景観を十分堪能することができ、雪を頂く急峻(きゅうしゅん)な高山群、数多くの氷河、峡谷河川大小の滝などが点在している。また、気候帯が広範にわたるため、動植物相の分布も多様で、温帯雨林を含む原生林群の貴重な宝庫ともなっている。園内では、登山をはじめ、ドライブ、ピクニック、キャンプ、釣り、ボート乗馬遊覧飛行も楽しめる。

[作野和世]

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