百科事典マイペディア 「バンショア」の意味・わかりやすい解説
バンショア
→関連項目シャンソン
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…14世紀に芽生えたルネサンス的ないぶきは15世紀前半になってさらに強まる。ブルゴーニュ公国の宮廷やその広大な領土内で活躍した一群の作曲家をブルゴーニュ楽派というが,その代表者G.デュファイとG.バンショアは,J.ダンスタブルを中心とするイギリス音楽から大きな刺激を受け,ミサ曲やフランス語のシャンソンの分野で豊かな成果を生んだ。特に,古くからイギリス人が好んだ3度や6度の音程を採り入れ,その後西洋音楽の基礎となる3度和声を確立したことが重要である。…
…ときにフランドル楽派の第1期と呼ばれることもある。代表的な作曲家にはバンショアやデュファイがいる。現在のブルゴーニュはディジョンを中心とするフランス東部地方を指すが,1363年から1477年まではバロア家が治める公国であった。…
※「バンショア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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