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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…神話の中では終末論的イメージをもって現れる。例えば北欧神話では,世界の終末に怪狼(かいろう)フェンリルFenrirが主神オーディンをのみ込むし,太陽や月を追いかけ,ついにこれをのみ込むスコルScllとハティHatiというオオカミが出てくる。これは日食と月食を意味していると解される。…
…このほか,魔術の神,ルーンの神など複雑な神格をもつ。世界の終末には狼フェンリルに飲み込まれ生命を落とす。【谷口 幸男】。…
…同じくオーディンの子チュールTýrは,アース神のうちでいちばん勇気のある神である。怪狼フェンリルFenrirをだまして神々が足枷をつけたとき,証しに手をその口の中に突っ込むことのできたのがこの神である。このときチュールは片手首を失った。…
…星々は天から落ち,大地は震え,木々は根こそぎにされる。怪狼フェンリルは自由の身になり,大口を開けて進み,ミズガルズの大蛇は毒を吹きながら陸に肉薄する。天は裂け,火の巨人スルトは巨人族を率いてやってくる。…
※「フェンリル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...