プエルトコルテス(その他表記)Puerto Cortés

デジタル大辞泉 「プエルトコルテス」の意味・読み・例文・類語

プエルト‐コルテス(Puerto Cortés)

中央アメリカ、ホンジュラス北西部の都市カリブ海ホンジュラス湾に面し、同国最大の港をもつ。バナナをはじめとする農産物積出港として発展サンペドロスーラ外港位置づけられ、1978年に自由港設置

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改訂新版 世界大百科事典 「プエルトコルテス」の意味・わかりやすい解説

プエルト・コルテス
Puerto Cortés

中央アメリカ,ホンジュラス北西部の都市。人口3万6000(2001)。ホンジュラス湾に面する。旧プエルト・カバジョス市(1525建設)を,鉄道建設にともない1869年に現在位置に移したもの。同国の中心的な港湾都市で,同国の貿易の2分の1を扱う。各種工業も盛ん。サン・ペドロ・スラ市の外港で,1978年にはフリー・ゾーン自由港)が開設された。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「プエルトコルテス」の意味・わかりやすい解説

プエルトコルテス
Puerto Cortés

ホンジュラス北西部の都市。首都テグシガルパの北北西約 220km,ホンジュラス湾南岸,ウルア川河口近くに位置する港湾都市。 1525年建設。同国の主要港としてその総貿易量の半分以上を扱っており,おもな輸出品はバナナ,コーヒー,ココナッツ,硬質材などである。高温多雨な地域にあるが,市街は近代化が進み,工業も盛んで,製粉ココナッツ油石鹸皮革,醸造などの工場があるほか,小規模ながら製油所もある。鉄道が通じるとともに,道路によって首都と結ばれる。人口3万 1900 (1989推計) 。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「プエルトコルテス」の意味・わかりやすい解説

プエルト・コルテス
ぷえるとこるてす
Puerto Cortés

中央アメリカ、ホンジュラス北西部の都市。人口4万4696(2001)。カリブ海のホンジュラス湾に面する同国最大の港湾都市で、後背地に主要輸出産品であるバナナ栽培地帯を控え、輸出入の約70%を取り扱う。幹線鉄道の起点で、工業都市サン・ペドロ・スーラと連絡し、同国唯一の石油精製所がある。

[栗原尚子]

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