日本大百科全書(ニッポニカ) 「ベイダ」の意味・わかりやすい解説 ベイダべいだBeida 北アフリカ、リビア北東部にある地方中心都市。キレナイカ地方のアフダル山脈北麓(ほくろく)に位置する。エル・ベイダともいう。人口13万0900(2002推計)。1842年サヌーシー教団により建設され、キレナイカの宗教的中心地となり、独立後はリビアの三つの首都のうちの一つでもあった。ブドウ、穀物、野菜など農産物や畜産物の集散地である。ヨーロッパ風の市街地が広がり、保養地としても知られる。[藤井宏志] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例