べとべと(読み)ベトベト

デジタル大辞泉 「べとべと」の意味・読み・例文・類語

べと‐べと

[副](スル) 物が粘りつくさま。「汗でからだがべとべと(と)する」
[形動]に同じ。「べとべとな手でさわるな」
アクセントトベト、はベトベト
[類語]粘っこい粘る粘つく粘りつくべたつくべとつくねばねばべたべたねとねとねっとりどろどろとろとろどろりにちゃにちゃねちねち粘り粘り気粘性

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「べとべと」の意味・読み・例文・類語

べと‐べと

  1. [ 1 ] 〘 副詞 〙 水気を含んで粘るさまを表わす語。べたべた。〔和英語林集成初版)(1867)〕
    1. [初出の実例]「べとべとする畳触が」(出典:黴(1911)〈徳田秋声〉五六)
  2. [ 2 ] 〘 形容動詞ナリ活用 〙 [ 一 ]に同じ。
    1. [初出の実例]「南瓜は黄に煮え砕けてべとべとになりましたが」(出典:旧主人(1902)〈島崎藤村〉六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む