ねとねと(読み)ネトネト

デジタル大辞泉 「ねとねと」の意味・読み・例文・類語

ねと‐ねと

[副](スル)粘りけがあるさま。また、粘りつくさま。ねっとり。「ハムが悪くなってねとねとする」
[類語]粘っこい粘る粘つく粘りつくべたつくべとつくねばねばべたべたべとべとねっとりどろどろとろとろどろりにちゃにちゃねちねち粘り粘り気粘性

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精選版 日本国語大辞典 「ねとねと」の意味・読み・例文・類語

ねと‐ねと

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )
  2. 柔らかくてねばり気があるさま、また、そういう物がねばりつくさまを表わす語。にとにと。
    1. [初出の実例]「金盥にねとねとしたものを吐出した」(出典:黴(1911)〈徳田秋声〉二六)
  3. 動作話し方がてきぱきせず、しつこいさまを表わす語。ねちねち。
    1. [初出の実例]「私は至って不辯で、ネトネト話を致す所から」(出典:真景累ケ淵(1869頃)〈三遊亭円朝〉二一)

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