どろり(読み)ドロリ

デジタル大辞泉 「どろり」の意味・読み・例文・類語

どろり

[副]液体が濃くて粘りけの強いさま。「ペンキどろりと流れ出る」
[類語]粘っこい粘る粘つく粘りつくべたつくべとつくどろどろとろとろにちゃにちゃねっとりねばねばべたべたべとべとねとねとねちねち粘り粘り気粘性

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「どろり」の意味・読み・例文・類語

どろり

  1. 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる )
  2. 濁った物が、とろけてやわらかくなっているさまを表わす語。「とろり」に比べて、濁っていて重く、時にはけがれたような感じを表わす。
    1. [初出の実例]「牡丹の時分は軽寒軽暖でどろりとして」(出典:両足院本山谷抄(1500頃)九)
  3. 転じて、雰囲気気持態度などのだらけたさまをいう。
    1. [初出の実例]「Dororito(ドロリト) ナッタ〈訳〉比喩としてきりりとしていず無気力な人についていう」(出典日葡辞書(1603‐04))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む