ねちねち(読み)ネチネチ

デジタル大辞泉 「ねちねち」の意味・読み・例文・類語

ねち‐ねち

[副](スル)
1 ねばねばしているさま。不快に粘つくさま。「アスファルトがとけてねちねちする」
2 性質や話しぶりがしつこいさま。くどくてさっぱりしないさま。「ねちねち(と)愚痴をこぼす」「ねちねち(と)した人物」
[類語](1)粘っこい・粘る・粘つく・粘りつく・べたつく・べとつく・どろどろ・とろとろ・どろり・にちゃにちゃ・ねっとり・ねばねば・べたべた・べとべと・ねとねと・粘り・粘り気・粘性/(2)しぶとい・しつこい・くどい・執拗・ねちっこい・ねつこい・ねつい・ねっちり・くどくど・粘り強い・押しが強い・我慢強い・根強い・執念深い・未練がましい・名残惜しい・惜しい・残念・残り惜しい・残り多い・口惜しい・惜しむ・心残り・物惜しみ・未練・愛惜・痛惜・後ろ髪・後を引く・去り難い・悪あがき・うじうじ・うだうだ・いじいじ・ぐじぐじ・もじもじ・因循・断腸の思い・負け惜しみ・こだわる・尾を引く・恋恋れんれん・惜しげ・思い残す・たゆたう・思い迷う・忍びない・やいのやいの・ああ言えばこう言う・揚げ足を取る・あげつらう・言いたい放題・言い立てる・うるさい・うるさ型・鸚鵡おうむ返し・かき口説く・がたがた・がみがみ・くそみそ・くだくだ・ぐだぐだ・くだくだしい・口うるさい・口が減らない・口が悪い・口汚い・口さがない・口幅ったい・口任せ・口やかましい・くどい・くどくどしい・クレーマー・けちを付ける・喧喧囂囂けんけんごうごう・口角泡を飛ばす・小うるさい・ごてごて・小やかましい・懇懇・嘖嘖さくさく・舌長・しちくどい・四の五の・重箱の隅をつつく・重箱の隅を楊枝ようじでほじくる・諄諄じゅんじゅん・針小棒大・ずけずけ・ずばずば・たらたら・ちくちく・喋喋ちょうちょう・丁丁発止・つべこべ・滔滔とうとう・どうのこうの・とやかく・なんのかの・ぶすぶす・ぶつくさ・ぶつぶつ・べちゃくちゃ・ぺちゃくちゃ・ぼろくそ・まくし立てる・回りくどい・耳に胼胝たこができる・蒸し返す・やいやい・やかましい・やかまし屋・催促がましい・せつく・迫る・要求する・強請する・強迫する・強談ごうだんする・催促する・催告する・責め立てる・せがみ立てる・急き立てる・急かせる・尻を叩く・矢の催促・目まぐるしい・忙しい・急・せわしい・せわしない・気ぜわしい・慌ただしい・きりきり舞い・東奔西走・てんてこ舞い・多忙・繁忙・繁多・繁劇・多事多端・多用・繁用・席の暖まる暇いとまもない・猫の手も借りたい・そそくさ・せかせか・性急・拙速・多端・忙殺・怱忙そうぼう・倥偬こうそう・怱怱そうそう・大忙し・取り紛れる・手が塞がる・目が回る・応接に暇いとまがない・心急せく・あくせく・こせこせ・ばたばた・せっかち・あたふた・気早・気早い・大わらわ・貧乏暇無し・甲斐甲斐かいがいしい・そわそわ・右往左往・慌てふためく・動き回る・ちょこまか・うそうそ・倉卒・押せ押せ・てんやわんや・ちゃかちゃか・浮き腰・もじもじ・もぞもぞ・まごまご・うろうろ・うろちょろ・おたおた・ふわふわ・ふらふら・頓狂・さっさ・浮つく・きょろきょろ・きょときょと・軽軽しい・軽軽けいけい・軽挙・軽挙妄動・そそっかしい・軽はずみ・手当たり次第・書き入れ時・立て込む

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精選版 日本国語大辞典 「ねちねち」の意味・読み・例文・類語

ねち‐ねち

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )
  2. ① 粘液状のものなどがついて、不快にねばつくさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「むづむづ、ねちねちの結果病気に罹(かか)るかも知れない」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉七)
  3. ② 動作、話し方、また、性格などがくどくてあっさりしないさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「ねちねちと・隠居が下女を口説かるる」(出典:雑俳・楊梅(1702))
    2. 「疳癪持のネチネチした気性が」(出典:社会百面相(1902)〈内田魯庵〉鉄道国有)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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