現代外国人名録2016 「ボリスエイフマン」の解説
ボリス エイフマン
Boris Yakovlevich Eifman
- 職業・肩書
- 振付師 サンクトペテルブルク・バレエ・シアター(SPBT)芸術監督
- 国籍
- ロシア
- 生年月日
- 1946年7月22日
- 出生地
- ソ連ロシア共和国アルタイ地区ルプツォフスク(ロシア)
- 専門
- モダン・バレエ
- 学歴
- キシニョフ・バレエ学校卒,レニングラード国立音楽院バレエマスター卒
- 受賞
- ロシア人民芸術家〔1995年〕,ロシア国家賞〔1999年〕,ブノワ賞〔2006年〕「アンナ・カレーニナ」
- 経歴
- 自己表現の手段としてバレエの振付師を志し、1972年「ガイーヌ」でデビュー。’70〜77年ワガノワ記念レニングラード舞踊学校でバレエマスターを務め、多くの作品を創り出す一方、バレエ映画製作も行う。’75年キーロフ劇場で「火の鳥」初演。’77年ノービィ・バレエ(サンクトペテルブルク・バレエ・シアターの前身)を結成、芸術監督となる。最初の作品アーラ・オシペンコ出演の「二声」で強烈なセンセーションを巻き起こす。旧来のロシア・バレエとはっきり一線を画し、現代文学のテーマ、クラシック音楽とクラシック・バレエの技法で作った「白痴」「十二夜」「フィガロの結婚」「巨匠とマルガリータ」「かもめ」「テレーズ・ラカン(嘆きのテレーズ)」「ピノキオ」「セビリアの理髪師」「ドン・キホーテ」「カラマーゾフ」など独創的作品が多い。旧ソ連で熱狂的人気を博し、欧米でも名声を得る。近年はアメリカでの人気が高い。その後の作品に「チャイコフスキー〜光と影」「ロシアのハムレット」「ドン・ジュアン」「フーズ・フー」「アンナ・カレーニナ」など。’90年5月、’92年1月、’94年10月、’96年10月公演のため来日。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報