デジタル大辞泉 「ポドリスク」の意味・読み・例文・類語 ポドリスク(Podol'sk/Подольск) ロシア連邦西部、モスクワ州の都市。首都モスクワの南郊、モスクワ川の支流パフラ川沿いに位置する。鉄道開通後のロシア革命前に米国シンガーミシンの工場が建設。革命後も同国有数の工業都市の一つとして発展した。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
改訂新版 世界大百科事典 「ポドリスク」の意味・わかりやすい解説 ポドリスクPodol'sk ロシア連邦西部,モスクワ州の都市。モスクワの南方43km,モスクワ川支流パフラ川河畔に位置する。人口18万0040(2004)。18世紀後半,モスクワのダニロフ修道院に所属したポドル村から発展した。幹線道路とモスクワから南下する鉄道の通過点であったので,19世紀末から工業が盛んとなり,ミシン,蒸気ボイラー,セメントなどを生産する。レーニンが住んだ家が残されている。執筆者:高田 和夫 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「ポドリスク」の意味・わかりやすい解説 ポドリスクぽどりすくПодольск/Podol'sk ロシア連邦西部、モスクワ州の工業都市。人口19万5900(1999)。モスクワ市の南郊、パフラ川の河岸にある。18世紀末より行政中心地となったが、町の発展は1900年にアメリカ企業「シンガーミシン」の工場が建設されてからである。ロシア革命(1917)後、重工業が発達し、人口が増大した。現在、主要工業はミシン、ボイラー、ケーブル、蓄電池、非鉄金属の二次加工、セメント、耐火れんがである。[中村泰三] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ポドリスク」の意味・わかりやすい解説 ポドリスクPodol'sk ロシア西部,モスクワ州の都市。モスクワの南約 40kmにあり,モスクワ川支流パフラ川にのぞむ。 1781年に始り,モスクワから南に延びる幹線道路沿いの,さらに 1860年代以降は幹線鉄道沿いの町として発展。電気器具,ボイラ,ミシン,セメントなどの工業がある。人口 18万7956(2010)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
百科事典マイペディア 「ポドリスク」の意味・わかりやすい解説 ポドリスク ロシア,モスクワの南方43km,パフラ川(モスクワ川の支流)に面するモスクワ州の都市。機械,セメントなどの工業が行われる。18万2763人(2009)。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by