ポーランド北東部,マズーリ湖沼地方を含む地域の名称。現在の行政区分ではオルシュティン,スバウキ,チェハヌフの3県にまたがる。この地方はかつて東プロイセンの一部で,ドイツ騎士修道会の進出により古くからドイツ文化の影響下にあった。地理的にはビスワ川中流右岸以東,ネマン川以西,ビスワ川支流のナレフ川以北の地域で,氷河堆積物がつくる丘陵の中に大小無数の氷河性湖沼群(マズーリ湖沼地方)がある。ポーランド最大のシニャルドビ湖(113.8km2)をはじめ,マムリ湖,ニェゴチン湖など2700を数えるという。第2次大戦後,ポーランド領となり,観光・保養・レクリエーション地域となっている。中心都市にオルシュティン,ギジツコ,エウク,ピシュ,スバウキなどがある。
執筆者:山本 茂
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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