みどり市(読み)ミドリシ

デジタル大辞泉 「みどり市」の意味・読み・例文・類語

みどり‐し【みどり市】

みどり

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「みどり市」の意味・わかりやすい解説

みどり〔市〕
みどり

群馬県東部,足尾山地の西斜面に位置する市。渡良瀬川北東から貫流し,中・南部に大間々扇状地が広がる。 2006年笠懸町,大間々町,村が合体して市制施行。大間々は近世初頭,銅街道宿場町で,生糸の集散地として繁栄した。トマト,ナスなどのハウス栽培が盛んで,モモなどの果樹栽培も行なわれる。麺類の生産のほか醤油,清酒などの醸造業も盛ん。先土器文化時代の遺跡として有名な岩宿遺跡,縄文時代草創期の西鹿田中島遺跡 (ともに国指定史跡) がある。北部の渡良瀬川上流域に草木ダム,南部の谷口部に高津戸渓谷がある。渡良瀬川に沿ってわたらせ溪谷鐡道,国道 122号線が通り,南部を JR両毛線,東武鉄道桐生線,上毛電気鉄道,国道 50号線が通る。面積 208.42km2。人口 4万9648(2020)。

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日本歴史地名大系 「みどり市」の解説

みどり市
みどりし

2006年3月27日:勢多郡東村山田郡大間々町、新田郡笠懸町合併・市制施行
【東村】群馬県:勢多郡
【大間々町】群馬県:山田郡
【笠懸町】[変更地名]群馬県

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