翻訳|metacenter
水面に浮く船,あるいは海洋構造物などの浮体に働く浮力は,水面下の体積中心,すなわち浮心に作用する。浮力の作用方向は浮体の傾斜にかかわらずつねに水面に垂直であるので,浮体が直立しているときの浮力の作用線と,浮体がごくわずか傾斜したときの浮力の作用線は,浮心B0の上方において交わる。この点をメタセンターまたは傾きの中心と呼び,浮心上メタセンター高さB0Mは,傾斜に伴い浮心が描く軌跡の曲率中心として定義される。メタセンターの位置は船の安定性に関係し,メタセンターが重心より上にあれば安定,下の場合は不安定となる。
→船
執筆者:藤野 正隆
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
おもに船における浮力の傾心をいう。
[編集部]
…図において,浮力の作用線と船体中心線との交点Mは傾斜角があまり大きくならない限り一定の位置になる。この点をメタセンターという。メタセンターは船の外形によってのみ決まる点であり,同一喫水状態では不変である。…
…浮体を傾けると水面下にある部分は静止の場合と異なるので浮心の位置が移動する。その位置B′を通る鉛直線と,静止の場合のG,Bを通る直線との交点(メタセンター)がGより上にあれば元にもどそうとする力のモーメントがGのまわりに働くので安定であるが,逆だとますます傾いてひっくりかえってしまう。ここでは一様な鉛直方向の重力を考えたが,一般に保存力の場であれば同じ考えが適用できる。…
※「メタセンター」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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