ユーティカ(その他表記)Utica

デジタル大辞泉 「ユーティカ」の意味・読み・例文・類語

ユーティカ(Utica)

米国ニューヨーク州中央部の都市モホーク川河谷に位置する。1825年のエリー運河開通により、各種工業が発展した。かつてイロコイ同盟先住民ヨーロッパ人の間で争いが繰り返された。ユティカ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ユーティカ」の意味・わかりやすい解説

ユーティカ
Utica

アメリカ合衆国,ニューヨーク州中部モホーク川の流域にある都市。イロコイ連盟インディアンの地であったが,オランダ人,ドイツ人が入植。 1832年市制施行。しばしばインディアン,フランス人,オランダ人,ドイツ人,イギリス人の間の戦場となった。現在は運輸の中心でニューヨーク・セントラル鉄道,バージ運河,ニューヨーク高速道路などが通じる。工業も盛んで,織物金属,機械工業が発展。シラキュース大学ユーティカ・カレッジや,モホークバレー・コミュニティ大学がある。アディロンダク州立公園の入口あたり,観光客も多い。人口6万 8637 (1990) 。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ユーティカ」の意味・わかりやすい解説

ユーティカ
ゆーてぃか
Utica

アメリカ合衆国、ニューヨーク州中部、モホーク川に臨む都市。人口6万0651(2000)。交通網の発達したモホーク谷地域の中心都市で、輸入港でもある。以前の活気はみられないが、工業は重要な経済支柱であり、電子・電気機器、自動車、航空機、各種繊維など多種工業が発達する。また、周辺は酪農地帯が広がり、その取引地としても重要である。1773年に定住が始まり、1832年より市制が施行された。1825年のエリー運河の開通や鉄道開通などにより人口も急増し、工業都市として急速に発展した。

[作野和世]

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百科事典マイペディア 「ユーティカ」の意味・わかりやすい解説

ユーティカ

ユティカ

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