リヌッチーニ(その他表記)Rinuccini, Alamanno

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「リヌッチーニ」の意味・わかりやすい解説

リヌッチーニ
Rinuccini, Alamanno

[生]1426
[没]1499
イタリアの文学者。ギリシア語に堪能で,プルタルコスの『英雄伝』の一部を含むギリシア語文献のラテン語訳がある。最も重要な著作は,ロレンツォ・デ・メディチの専制的支配を糾弾し,15世紀後半におけるフィレンツェ思想行動転換を明らかにした『自由に関する対話』 Dialogus de libertate。ほかに『M.パルメリウスの葬儀に際しての演説』 Oratio in funere M. Palmeriiなどがある。

リヌッチーニ
Rinuccini, Ottavio

[生]1563.1.2. フィレンツェ
[没]1621.3.28. フィレンツェ
イタリアの詩人,オペラ台本作家。フィレンツェのカメラータ一人で,J.ペーリの『ダフネ』 Dafne (1594) ,『エウリディーチェ』 Euridice (1600) ,C.モンテベルディの『アリアンナ』 Arianna (08) など初期オペラの台本を書いた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む