レマーク(その他表記)Robert Remak

改訂新版 世界大百科事典 「レマーク」の意味・わかりやすい解説

レマーク
Robert Remak
生没年:1815-65

ドイツの動物学者,医学者。ポーゼン(ポズナン)で生まれ,ベルリンで学び,早くからJ.ミュラーの指導を受けて組織学の研究に従事し,のちにJ.L.シェーンラインの助手となり,1859年ベルリン大学員外教授の称号を得たが,ユダヤ人問題がからんで終生正式な講座を受け持つことはできなかった。彼の業績は大別して,神経繊維の微細構造に関するもの,発生学,神経症の電気療法の3方面にわたるが,なかでも細胞分裂説の先駆けをなしたこと,また受精卵が分裂増殖するにつれて形成されてくる胚葉を内,中,外の3葉に区別してそれぞれに命名したことなどの意義は大きい。
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関連語 秋元

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「レマーク」の意味・わかりやすい解説

レマーク
Remak, Robert

[生]1815.7.26.
[没]1865.8.29.
ドイツの動物学者。ベルリン大学で医学を学び,J.ミュラーに師事。 1859年より同大学教授。胚の血球に細胞分裂像を見出し (1841) ,細胞分裂によって細胞の増殖が起ることを確証 (52) 。また脊椎動物を対象として発生を研究し,42年に発生初期の胚が内胚葉,中胚葉,外胚葉の3部分より成っていることを明らかにした。その他,非脊髄性神経を見つけ (38) ,心臓に神経節を発見する (44) など,数多くの業績を残している。

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