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アオイガイ(葵貝) アオイガイpaper nautilus

翻訳|paper nautilus

世界大百科事典 第2版の解説

アオイガイ【アオイガイ(葵貝) paper nautilus】

頭足綱アオイガイ科のタコ(イラスト)。動物体のほうを指すときは殻をもったタコの意でカイダコともいう。体長30cmに及び,第1腕に広い膜をもっていて,これから一平面に緩く巻き,二つ合わせるとアオイの葉形になるプラスチック製のような白くて薄い舟形の貝殻を分泌する。大きなものでは25cmくらいになる。雌はこの貝殻の中で産卵し,子を育てる。体長が雌の1/10くらいしかない雄は貝殻を分泌しない。雄の左第3腕は長くて,はじめ袋に包まれているが,交接に際しては,これが精莢(せいきよう)(精子を包むふくろ)を担ったまま雌の外套(がいとう)腔内に切れて残る。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のアオイガイ(葵貝)の言及

【タコブネ(蛸舟)】より

…タコブネは本来殻のほうを指し,軟体はフネダコと呼ばれる。英名はpaper nautilusといわれるがnautilus(オウムガイ類)とはまったく異なる。アオイガイに比べると小さい。…

※「アオイガイ(葵貝)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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