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アオバセセリ

4件 の用語解説(アオバセセリの意味・用語解説を検索)

百科事典マイペディアの解説

アオバセセリ

日本産セセリチョウ中の最大種の一つ。開張50mm内外で,暗緑色。後翅の後角はだいだい色に縁取られる。幼虫は紫黒色,各節に黄帯があり,アワブキの葉を食う。年2回発生,蛹(さなぎ)で越冬。

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世界大百科事典 第2版の解説

アオバセセリ【Choaspes benjaminii】

鱗翅目セセリチョウ科の昆虫(イラスト)。大型のセセリチョウで開張4.5~5.5cm。翅は暗青緑色,後翅後角付近は橙色に縁取られる。インドスマトラから中国を経て日本にかけて分布する。日本では本州,四国,九州および南西諸島に見られ,山地の森林地帯に生息する。通常年2回発生し,春型は5~6月ころ,夏型は7~8月ころ羽化する。春はウツギエゴノキなど,夏はクサギリョウブ,ボタンヅルなどの花によく集まる。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アオバセセリ
アオバセセリ

セセリチョウ」のページをご覧ください。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アオバセセリ
あおばせせり / 青羽
Indian awlking
[学]Choaspes benjaminii

昆虫綱鱗翅(りんし)目セセリチョウ科に属するチョウ。青森県から沖縄の八重山(やえやま)列島にわたり日本全土に広く分布するが、一般に個体数は少ない。日本以外では朝鮮半島南部、中国、台湾のほか、西はスリランカ、インドからマレー半島、スマトラ島にわたる東南アジアに分布する。はねの開張は40~45ミリメートル程度、日本本土産のセセリチョウ科では最大のものである。はねの色彩は暗緑色から暗紫色、後ろばね裏面の後方に美しい橙色斑(とうしょくはん)があるきわめて特徴のある種で、日本にはこれと紛らわしい近似種はいない。日本では本種と同じアオバセセリ亜科に属するものにキバネセセリ、オキナワビロウドセセリ、タイワンアオバセセリの3種がある。日本本土では普通、5~6月と7~8月の年2回発生し、ときに秋に第3化(3世代目)と推定されるチョウがみられることがある。幼虫の食草はアワブキ、ヤマビワ、ミヤマホウソ、サクノキなどのアワブキ科植物である。[白水 隆]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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