コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

アストラハン・ハン国 アストラハン・ハンこく Astrakhān Khanate

2件 の用語解説(アストラハン・ハン国の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アストラハン・ハン国
アストラハン・ハンこく
Astrakhān Khanate

キプチャク・ハン国の衰退期にオルダの子孫カーシムボルガ川下流に建設した国 (1466~1556/7) 。国民は狩猟,漁労,牧畜に従事し,その位置から東西の通過貿易が栄えたが,国勢はあまりふるわなかった。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アストラハン・ハン国
あすとらはんはんこく
Astrakhn

1466年、チンギス・ハンの長子ジュチ血を引くカーシム・ハンが、衰退したキプチャク・ハン国から自立して、ボルガ川がカスピ海に注ぐ河口に位置するアストラハンを首都に建てた国。領域はボルガ川下流域の草原地域で、西方ではクリム・ハン国、北方ではカザン・ハン国およびタタールの一種族ノガイの勢力と境を接した。トルコモンゴル系の住民の多くは遊牧民であったが、アストラハンは、ボルガ川流域と中央アジアカフカスイランとを結ぶ交通の要地であり、商業の中心地として発展した。しかし、16世紀に入るとハン国は、打ち続く内紛と、クリム・ハン国、ノガイなどの干渉で弱体化し、1556年末イワン4世治下のロシア帝国に併合された。[小松久男]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

アストラハン・ハン国の関連キーワードキプチャク汗国帖木児抜都カザンハン国キプチャクハン国クリムハン国青帳ハン国チャガタイハン国白帳ハン国キプチャク・ハーン国

今日のキーワード

日本政策投資銀行

1999年に日本開発銀行と北海道東北開発公庫を統合し、発足した政府系総合政策金融機関。一般の金融機関が行なう金融などを補完・奨励し、長期資金の供給などを行ない、日本の経済社会政策に金融上で寄与していく...

続きを読む

コトバンク for iPhone