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ギリシア西部エピロス地方の町。人口1万8000(1981)。アンブラキア湾(古称アクティウム湾)の北に位置し,古代にはアンブラキアAmbraciaと呼ばれた。前7世紀にコリント人が開いた町で,古代の遺跡は神殿跡がわずかに残るばかりだが,中世の城砦,教会などは見るに値し,13世紀に造られたパラゴリッツァ教会はキリスト教の遺物を収めた博物館となっている。近くに,ある石工が妻を人柱として建造したという伝説が歌として広く知られた〈アルタの橋〉がある。
執筆者:池澤 夏樹
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ギリシア北西部、エピロス地方南部にあるアルタ県の県都。アラクトスArakhthos川の河口より13キロメートル、古代のアムブラキアAmbrakiaとほぼ同位置にある。人口1万7000(2003推計)。中世にはアカルナニアAkarnaniaともよばれた。13世紀にエピロス主教座が置かれた。そのころに建てられた豪華な教会が今日も残っている。1430年からのオスマン帝国の支配を経て、1881年ギリシア領となる。農産物、軽工業製品の集散地。市街にはアクロポリスを中心に古代の遺跡がある。
アルタ県はアラクトス川下流域を占める農業地帯で、面積1613平方キロメートル、人口7万8500(2003推計)である。
[真下とも子]
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…バーツヤーヤナ(マッラナーガ)作であり,およそ4~5世紀ころに成立したと推定されるが,この成立年代はなんら確定的なものではない。古来,インドではダルマ(法),アルタ(実利),カーマ(性愛)を人生の三大目的(トリ・バルガ)とするが,バーツヤーヤナは特にカーマを学ぶ意義を強調してこの書を著したものである。彼は本書の最後で,〈この書は最高の禁欲と精神統一により,世人の生活に役立てるべく作られたもので,情欲を目的として編まれたものでない〉と述べている。…
…そのようにスペインにおける舞踊の起源はきわめて古いが,こんにちスペインの古典舞踊といえば,ルネサンス期以降,16~17世紀に行われた宮廷舞踊や市民社会の舞踊を母体にしたものだといえる。16~17世紀のスペイン舞踊の代表的なものとしてはアルタalta,バハ・ダンサbaja danza,カナリオcanario,チャコーナchacona,エスパニョレータespañoleta,フォリーアfolía,サラバンダzarabanda等が知られ,ほかにも舞踊の形式はきわめて多い。以上のうちチャコーナはシャコンヌ,サラバンダはサラバンドとしてヨーロッパ各地に広まり,やがて器楽曲の重要な形式として定着したものである。…
※「アルタ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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