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アンワル Anwar Ibrahim

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アンワル
Anwar Ibrahim

[生]1947.8.10. チェロクトックン
マレーシアの政治家。改革主義者にしてイスラム中道派。政治家の両親のもとに生まれ,1960年代後半にマレーシア大学で政治活動に携わり始めた。1982年に与党統一マレー国民組織 UMNOに入党し,国会議員に当選。1983年文化・青年・スポーツ大臣に就任後大臣を歴任し,1991年財務大臣に就任。1993年に副首相兼財務相となり,1998年まで兼務した。マレーシアを 1990年代のめざましい経済的繁栄へ導き世界の賞賛を浴びたが,1997年アジア通貨危機に直面すると,経済復興計画の実施をめぐりマハティール・ビン・モハマド首相と対立した。1998年に罷免され,UMNOからも除名された。翌 1999年には汚職に加え同性愛容疑で逮捕され,有罪となった。2004年に最高裁判所は同性愛について証拠不十分として逆転無罪判決をくだした。2008年野党連合,人民同盟の実質的な指導者の地位につき,選挙を勝利に導き,与党が 34年間維持してきた国会の 3分の2以上の多数支配を打破した。さらに,同 2008年の国会補欠選挙に勝利すると,UMNOのアブドラ政権をゆさぶった。2009年後継首相にナジブ・ラザクが就任すると,再び同性愛の嫌疑で告発され,政治的躍進を阻む新たな障害となった。

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世界大百科事典 第2版の解説

アンワル【Chairil Anwar】

1922‐49
インドネシアの革命詩人で,同国現代詩の創始者スマトラメダンに生まれたが,1940年にジャカルタに移り中等学校に学んだ。少年時代から旺盛な読書欲を示す一方,日本軍政期中から詩作を発表した。なかでも43年に発表した《おれ》(別題は《闘魂》)は,〈このおれは群から見捨てられた野性の獣だ〉という一句とともに,インドネシア現代詩と〈1945年革命世代〉の幕開けを告げるものとして同時代の人々に大きな影響を与えた。

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