アーカイブ(英語表記)archive

翻訳|archive

デジタル大辞泉 「アーカイブ」の意味・読み・例文・類語

アーカイブ(archive)

[名](スル)
記録すること。記録したもの。また、大量の記録や資料をまとめて保管すること。保管したものや場所についてもいう。「専門誌のアーカイブ」「過去の公演アーカイブ
コンピューターで、複数データ一つにまとめたり、圧縮したりすること。また、そのファイル。ネットワーク上で公開されたファイルの保管庫を意味する場合もある。「メールソフトアーカイブ機能
アーカイブズ

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精選版 日本国語大辞典 「アーカイブ」の意味・読み・例文・類語

アーカイブ

  1. [ 一 ] ( [英語] archives から )
    1. 公文書、古い記録。またその保管所。公文書館。アーカイブズ。
    2. 大量の資料のコレクション
  2. [ 二 ] ( [英語] archive ) コンピュータで、関連する複数のファイルをひとつにまとめて保管すること。また、その場所。

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知恵蔵 「アーカイブ」の解説

アーカイブ

英語で「記録保管所」の意味。普通は複数形で使われる。NHKが総合テレビの深夜に放送している「NHKアーカイブス」は、NHKの過去の番組から選んで放送している。その保管所にあたる建物の「NHKアーカイブス」はテレビ放送の開始から50年の2003年2月1日、埼玉県川口市に開館した。「アジア最大の映像保管施設」を標榜し、館内の「番組公開ライブラリー」では、権利処理を終えたNHKの代表的な番組6000本を無料で検索、視聴できる。民放でも社内のアーカイブセンターを新設するなどの動きが目立つ。デジタル時代を迎えて、ブロードバンドへの配信などの2次利用の道が開けているからだが、過去の名番組でもビデオが残っているものは少ない。

(隈元信一 朝日新聞記者 / 2008年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

IT用語がわかる辞典 「アーカイブ」の解説

アーカイブ【archive】

複数のファイルやデータを、アーカイバーというソフトウェアで、ひとまとめにしたもの。アーカイブとして保存する際、ファイル圧縮ソフトでファイルの容量圧縮することが多い。

出典 講談社IT用語がわかる辞典について 情報

パソコンで困ったときに開く本 「アーカイブ」の解説

アーカイブ

アーカイバーで作られた、複数のファイルがまとめられているファイルのことです。本来は「書庫」の意味で、日本語では「書庫ファイル」や「圧縮ファイル」というほうが一般的です。インターネットでは、過去の情報が保存された場所をアーカイブと呼ぶことがあります。
⇨ZIP、アーカイバー、圧縮、解凍

出典 (株)朝日新聞出版発行「パソコンで困ったときに開く本パソコンで困ったときに開く本について 情報

ASCII.jpデジタル用語辞典 「アーカイブ」の解説

アーカイブ

複数のファイルを1つのファイルにまとめること。まとめたものをアーカイブファイルまたは書庫と呼ぶ。アーカイバー・ソフトには、圧縮してまとめる機能があるため、ZIPやLHA形式の圧縮ファイルを指すこともある。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

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