SIT(読み)エスアイティー(その他表記)SIT

デジタル大辞泉 「SIT」の意味・読み・例文・類語

エス‐アイ‐ティー【SIT】[static induction transistor]

static induction transistor電界効果トランジスターFET)の一種静電誘導効果によって半導体内の電位変調することでドレーン電流を制御する半導体増幅素子。西沢潤一考案。大電流の高周波増幅に向き、パワー半導体として利用される。静電誘導トランジスター

エス‐アイ‐ティー【SIT】[special investigation team]

special investigation team》都道府県警察本部に置かれ、誘拐事件や人質立てこもり事件などの解決に当たる部門。特殊犯捜査係。

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関連語 高周波増幅

共同通信ニュース用語解説 「SIT」の解説

SIT

各都道府県警に設置された「捜査1課特殊班」の通称。特殊班は、1963年に幼児が連れ去られ殺害された「吉展よしのぶちゃん事件」を教訓警視庁が設置したのが草分けとされる。SITの呼称は、警視庁捜査1課特殊班が80年代の一時期、拠点を本部から近くの旧警視総監公舎の建物に移した際、入り口に掲げた看板に初めて使われた。「Special Investigation Team」の頭文字で、当時の管理官が名付けたとされる。「捜査(S)1課(I)特殊班(T)」の頭文字、との説もある。呼称にSITを使う特殊班は全国で3分の2程度で、ほかに大阪府警はMAAT、千葉県警はART、神奈川県警はSISなどとしている。

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