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イシモチ(石持) イシモチArgyrosomus argentatus

世界大百科事典 第2版の解説

イシモチ【イシモチ(石持) Argyrosomus argentatus】

スズキ目ニベ科の海産魚(イラスト)。頭骨内に炭酸カルシウムでできた大きな耳石(じせき)をもつためこの名がある。この耳石は体の平衡を保ったり,音を感じとる役目をしている。別名のシログチまたはグチは,本種がうきぶくろを用いてグーグーという大きな音を出すことに由来するが,これはとくに産卵時に顕著である。体は銀白色で,えらぶたに大きな黒斑があることが特徴であるが,ときにきわめて薄くなることもある。全長40cm余に達する。

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世界大百科事典内のイシモチ(石持)の言及

【テンジクダイ(天竺鯛)】より

…和歌山県和歌浦でホタルジャコと呼ばれるが,別科の魚との混称である。高知県,長崎県のイシモチ,広島県のイシモチジャコは,大きな耳石(じせき)をもっていることに由来する。ニベ科のイシモチとは別種。…

【ニベ(鮸)】より

…本州中部以南,東シナ海に分布する。愛知県三谷でコワイシモチ,鹿児島,長崎でヌベ,宇和島でハグチなどと呼ぶ。本科の他種とともにイシモチと呼ばれることも多いが,これは内耳にある耳石が大きいことによる。…

【ネンブツダイ(念仏鯛)】より

…そのため地方名も多く,キンギョ,ケイセイ,アカジャコ,ネブトなどがある。イシモチと呼ぶ地方もあるが,内耳に大きな耳石をもつためである。本種は本科の多くの種と同様マウスブリーダーである。…

※「イシモチ(石持)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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