共同通信ニュース用語解説 「イスファハン」の解説 イスファハン イラン中部イスファハン州にあり世界遺産を抱える都市。人口225万8千人。16世紀末にサファビー朝の首都に定められ、当時の繁栄を「世界の半分」と称賛された。イスファハン州内には核開発の中核を担い濃縮ウランの製造を行うナタンズの核施設がある。(テヘラン共同)更新日:2024年4月19日 出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「イスファハン」の意味・わかりやすい解説 イスファハンIsfahān イラン中央の古都で,イスファハン州の州都。テヘランの南約 340km,ザグロス山脈東麓の標高 1590mの高地にある。テヘランからシーラーズにいたる南北の幹線道路と,ザグロス山中からカビール砂漠南縁地方への道路との交点に位置し,古くからこの地方の中心都市として栄えた。特に 1598年にアッバース1世がここを首都として大建築事業を起こしてからは,サファビー朝下で繁栄した。農産物の集散地であるとともに,銀銅細工,更紗,絨毯などの伝統工芸品の生産地として名高い。精糖工場,製鉄工場なども立地する。古いペルシア都市の面影を最もよくとどめており,旧市街のイマーム広場を取り巻いてサファビー朝期の建造物が多く残っている。特にマスジデ・シャー (王のモスク) は華麗な化粧タイル装飾で著名。 1979年イマーム広場が世界遺産の文化遺産に登録。人口 98万 6753 (1986) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by