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イノニュ イノニュ Iˈnönü, Iˈsmet

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

イノニュ
イノニュ
Iˈnönü, Iˈsmet

[生]1884.9.24. イズミル
[没]1973.12.25. アンカラ
トルコの軍人,政治家。本名 Iˈsmet Pasha。イスタンブール士官学校卒業。 1906年第2軍団参謀を皮切りに各軍団の司令官を歴任。第1次世界大戦ではシリアの第4軍団を指揮し,国民軍参謀総長に昇進。

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百科事典マイペディアの解説

イノニュ

トルコの政治家。1921年イノニュの戦でギリシア軍を破り,地名にちなんでその姓を与えられた。トルコ共和国成立とともに首相(1923年―1924年,1925年―1938年)となり,ケマル・アタチュルクの死後大統領に就任(1938年―1950年),第2次大戦中は中立維持に努力。

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世界大百科事典 第2版の解説

イノニュ【İsmet İnönü】

1884‐1974
トルコ共和国第2代大統領。在任1938‐50年。イズミルに生まれる。陸軍士官学校卒。エディルネで第2軍在勤中,青年トルコ革命に参加。1910‐12年イエメン派遣軍参謀。第1次世界大戦において戦功多く,トルコ独立戦争に従軍し,21年イノニュの戦でギリシア軍を撃破。23年ローザンヌ条約を有利な条件で調印。ケマル・アタチュルクの下で初代首相となる。38年ケマル・アタチュルクの死去にともない大統領就任。50年大統領選に敗れ下野したが,60年クーデタにより首相に再任。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

イノニュ
いのにゅ
smet nn
(1884―1973)

トルコの軍人、政治家。スミルナ(現イズミル)生まれ。1903年砲兵士官学校、1906年陸軍大学卒業。イタリア・トルコ戦争(1911~1912)、第一次バルカン戦争(1912~1913)、アラブの反乱(1916)などに従軍。1918年国防次官となり、ケマル・パシャケマル・アタチュルク)の祖国防衛・独立戦争に参加、その右腕として活躍する。1921年、ギリシア軍の侵略をイノニュおよびサカリヤの合戦で阻止、その戦勝を記念してイノニュ姓を名のった。1922年外務大臣に就任。翌1923年のローザンヌ会議に首席全権として列席、領土の保全と独立の承認という顕著な外交成果を収める。1923年10月29日、トルコ共和国が成立すると、大統領ケマル・アタチュルクのもとで二度首相を務める(1923年10月~1924年11月、1925年3月~1937年11月)。1938年11月ケマル・アタチュルクの死去に伴い第2代大統領に選出され(在任1938年11月11日~1950年5月14日)、同時に共和人民党の総裁に就任する。第二次世界大戦中は中立政策を堅持して祖国を戦禍から守った。戦後の1946年に複数政党制の導入に踏み切り、トルコ政治の民主化への道を拓(ひら)いた。1960年軍事クーデター後、1961年11月から1965年2月まで首相を務める。1972年5月共和人民党臨時大会で書記長エジェビトに敗れて総裁を辞任、1972年11月離党して政界から退いた。1973年12月25日、心臓発作のためアンカラの自宅で死去。近代的なトルコ国家建設に果たした功績は高く評価される。[長場 紘]

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