イメージスキャナー(読み)いめーじすきゃなー(その他表記)image scanner

デジタル大辞泉 「イメージスキャナー」の意味・読み・例文・類語

イメージ‐スキャナー(image scanner)

スキャナー2

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「イメージスキャナー」の意味・わかりやすい解説

イメージスキャナー
いめーじすきゃなー
image scanner

図版文書写真を通信、記録、加工などのために画像原稿として読み取り、デジタルデータに変換するための装置。単にスキャナーともいう。取り込んだデータは画像ファイルとして修正や加工が可能となり、また、OCRソフトと組み合わせることで、光学的に読み取った文字情報を編集可能なテキストデータに変換することもできる。

 平面のガラス越しにセンサーを移動させて原稿を読み取る、コピー機の上部のような形態のフラットベッド型がもっとも多く使われている。そのほかにも、手で持ち原稿の読み取らせたい部分の上をなぞるハンディ型、原稿を筒状ドラムに装着して回転させながら読み取る高精度のドラム型、ポジネガなどの写真フィルム専用スキャナーや動画用フィルムを連続スキャンする動画フィルム用スキャナー、ページめくりを自動化した書籍取り込み用のブックスキャナーなどがある。また、プリンターファクス、コピー機などの機能をまとめた複合機の一つの機能として提供される製品も一般向けには増えてきた。その場合はフラットベッド型になる。

[編集部]

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百科事典マイペディア 「イメージスキャナー」の意味・わかりやすい解説

イメージスキャナー

写真や図形などの原稿を直接読み取ってデジタル化する装置。原稿に光を当て,その反射光をCCDなどで読み取る。複写機のような原稿固定タイプのほか,原稿移動タイプやハンディスキャナーと呼ばれる手動タイプがある。写真のポジまたはネガフィルムを読み取ることのできる機種もある。原稿の図形は細かい点に分割して読み取るので,分割数が多いほどきめ細かい,解像度の高いデータが得られる。なお,解像度を表す単位dpi(dots per inch)を用いる。
→関連項目画像処理端末装置

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IT用語がわかる辞典 「イメージスキャナー」の解説

イメージスキャナー【image scanner】

コンピューター入力装置ひとつ印刷物・写真・写真用フィルムをCCDなどのイメージセンサーで光学的に読み取り、デジタルデータに変換してコンピューターに転送する。◇「オプティカルスキャナー」「スキャナー」「画像入力装置」ともいう。

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「イメージスキャナー」の解説

イメージスキャナー

「スキャナー」のページをご覧ください。

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