コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

イモガイ(芋貝) イモガイcone shell

翻訳|cone shell

世界大百科事典 第2版の解説

イモガイ【イモガイ(芋貝) cone shell】

サトイモの子いものような形をしたイモガイ科Conidaeの巻貝の総称。日本産約120種。は通常高さ7~8cm,倒円錐形で厚く堅固,巻きは多いが通常低い。最後の巻きが大部分を占める。殻口は狭くて細長い。殻表は種類によって模様が異なるが,多くはその上にわら色の殻皮をかぶっていて,薄いときは模様が透けて見えるが,厚いときは子いもが皮をかぶっているようで模様は見えない。体は殻の中に深く引き込めるのでミナシガイの名もある。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のイモガイ(芋貝)の言及

【貝輪】より

…埋葬人骨の例では,男性が貝輪をはめている例も少数あるが,一般的には成人女性の場合が圧倒的に多い。弥生時代になると,九州地方を中心に,イモガイ,オオツタノハ,ゴホウラ,まれにはスイジガイのような大型の巻貝を利用して,それを縦割りにして作るようになった。これらの貝は近海でとれるものではなく,交易によって手に入れた南海産のものであることが注目される。…

※「イモガイ(芋貝)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

桃李もの言わざれども下自ら蹊を成す

《「史記」李将軍伝賛から》桃やすももは何も言わないが、花や実を慕って人が多く集まるので、その下には自然に道ができる。徳望のある人のもとへは人が自然に集まることのたとえ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android