インバーカーギル(読み)いんばーかーぎる(その他表記)Invercargill

デジタル大辞泉 「インバーカーギル」の意味・読み・例文・類語

インバーカーギル(Invercargill)

ニュージーランド南島南部の都市。南郊にフォーボー海峡に面する外港ブラフがある。19世紀半ば、スコットランド移民により建設。ネオロマネスク様式のファースト教会、れんが造りの給水塔などがある。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「インバーカーギル」の意味・わかりやすい解説

インバーカーギル
いんばーかーぎる
Invercargill

ニュージーランド南島南部、フォーボー海峡に面した港湾都市。人口4万9830(2001)。南郊に外港ブラフBluffをもち、陸海空の交通の要衝で鉄道の拠点でもある。付近の主産業は牧羊酪農で、湾内ではカキ養殖がみられ、乳製品食肉加工羊毛、ビールなどの工場がある。1853年に開拓が始まった。市名はオタゴ地方の長官W・カーギルにちなみ、「カーギルの入り江」の意。

[浅黄谷剛寛]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「インバーカーギル」の意味・わかりやすい解説

インバーカーギル
Invercargill

ニュージーランド,サウス島南端の都市。フォボー海峡にのぞむサウスランド平野に立地。サウスランド地方の中心地。周辺は重要な農業地域で,小麦,羊毛,肉,乳製品などの集散地として発達工業は食品,煉瓦製材業が盛ん。市街地の南方 27kmにあるブラフがその外港。南部にある空港は国内幹線航空路の終点地名はこの地方の初代長官カーギルにちなむ。人口5万 5500 (1990推計) 。

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