コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ウィトワーテルスランド ウィトワーテルスランド Witwatersrand

2件 の用語解説(ウィトワーテルスランドの意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

ウィトワーテルスランド(Witwatersrand)

南アフリカ共和国北東部、ハウテン州の盆地。1868年に金鉱が発見されゴールドラッシュが起こり、世界有数の金鉱地帯になった。当時のトランスバール共和国によって国有化され、ヨハネスブルクの発展に寄与した。通称ランド。ウィットウオーターズランド。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ウィトワーテルスランド
うぃとわーてるすらんど
Witwatersrand

南アフリカ共和国ハウテン州(旧トランスバール州)にある世界最大の金鉱地帯。最初の金鉱は1868年ドイツ人地質学者C・マウフによってオリファンツ川付近で発見された。続いて1870年代初めその近くのリンデンバーグ、バーバートンなどでも発見され、86年、当時のトランスバール政府はこの付近一帯をウィトワーテルスランド(通称ランドとよばれた)と命名し、国有地とした。地名の由来はホワイト川水系の背梁(はいりょう)を意味し、その北側はリンポポ川がインド洋に流れ、南側はバール、オレンジ両河川が大西洋に流れ出している。背梁部は標高1500~1800メートルの高地で、幅3~11キロメートルの帯状の地帯が、ヨハネスバーグを中心として東側は約30キロメートル(東ランド)、西側は約100キロメートル(西ランド)にわたって伸びている。さらに、金を含む地層が西側に伸び(極西ランド)、自由州(旧オレンジ自由国州)まで達していることがわかった。金鉱石はリーフとよばれる礫岩(れきがん)層に含まれている。初期の金鉱採掘は無数の企業家によって行われ、そのほとんどがキンバリーのダイヤモンド採掘に関係した企業であったが、露天掘りから深坑掘りに採掘法が移るにつれてしだいに資本の集中が進み、セシル・ローズらの設立した南アフリカ金鉱会社の大資本に吸収されていった。さらに労働力としては黒人鉱山労働者が低賃金で使われ、産金量も飛躍的に増大した。[林 晃史]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ウィトワーテルスランドの関連キーワードスプリングスヨハネスブルク南アフリカ連邦ウオームバスグラスコップサソルバーグフェリーニヒングベラベラミデルバーグリンポポ[川]

今日のキーワード

日本政策投資銀行

1999年に日本開発銀行と北海道東北開発公庫を統合し、発足した政府系総合政策金融機関。一般の金融機関が行なう金融などを補完・奨励し、長期資金の供給などを行ない、日本の経済社会政策に金融上で寄与していく...

続きを読む

コトバンク for iPhone