ウエイト

デジタル大辞泉 「ウエイト」の意味・読み・例文・類語

ウエイト(weight)

ウエート

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ウエイト」の意味・読み・例文・類語

ウエイト

  1. 〘 名詞 〙ウエート

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「ウエイト」の意味・わかりやすい解説

ウェイト
weight

重み,加重ともいう。n個の数値x1x2,……,xnがあって,それぞれの軽重の度合が違うとき,それらの平均値を算出するには,単純な相加平均でなく,適当な重みw1w2,……,wnをつけた加重平均m=(w1x1w2x2+……+wnxn)/(w1w2+……+wn)を考える必要がある。例えば物価指数を求める場合や,各xiが代表する集団の大きさが違うときの平均値を求める場合など,事情に応じてウェイトwiを決めることができる。また,精度が一様でない機器による観測x1x2,……,xnがあるとき,各xiに対するウェイトwiは,観測の標準偏差(標準誤差)をσiとするときwi=σ22iとして定められる(σは定数)。実際,i番目の観測値を表す確率変数Xiとおくときその平均値は真の値で,分散がσi2である。任意mに対して(Xim)/σiをとれば分散は1で尺度がそろう。そこで,Xiの実現値xiに対し(x1m212+(x2m222+……+(xnm2n2を最小にするm,すなわち加重平均は真の値のよい推定値になる。そのときのウェイトwiは1/σi2に比例している。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

デジタル大辞泉プラス 「ウエイト」の解説

ウェイト

イギリスロック・バンド、ビートルズの曲。6枚目のアルバムラバー・ソウル」(1965年)に収録レノンマッカートニーの共作で、リードボーカルジョンポールが分け合っている。もともと「ヘルプ!(4人はアイドル)」に収録する予定で録音したものだが選曲から外れ、「ラバー・ソウル」で1曲必要になったため、掘り起こされた。原題《Wait》。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

ASCII.jpデジタル用語辞典 「ウエイト」の解説

ウェイト

高速なデバイスが低速のデバイスと処理タイミングを合わせるために必要となる待ち時間のこと。たとえば、CPU周辺機器との間など、双方の処理速度に格差がある環境下でのデータ転送では、ウェイトが必要になる。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のウエイトの言及

【活字】より

…さらに19世紀末から20世紀にかけてはアメリカのガウディFrederic William Goudy(1865‐1947),イギリスのギルEric Gill(1882‐1940)ら多数のデザイナーが新しい活字を作り出した。このように欧文活字の書体は,種類が非常に多く複雑のようであるが,図案的に同一系統の書体は,字幅の広狭,字面の黒さ(ウェイトという)の軽重の変化に応じて,それぞれシリーズseriesにまとめられ,その各シリーズを集めて一つのファミリーfamilyができている。ただし,欧文活字の基本的書体は,基本的にはゴシック(テキストともいう),ローマン(ベネチアン,オールドスタイル,モダンの3種がある),スクリプト,エジプシアン(スクエアセリフともいう),サンセリフ,それぞれの斜体であるイタリックの6種に集約される。…

【重量】より

…物体に作用する重力の大きさ。重さともいう。てんびんとかばねばかりで標準物体の重さと比較して求める。空気の抵抗がなければ,地上の同一地点ではすべての物体が同じ加速度g(重力加速度)で落ちることから,重力の大きさは物体の質量をmとするとmgで与えられることがわかっている。gの値は地上ではほぼ一定で約9.8m・s-2に等しいので,質量1kgの物体の重量は約9.8ニュートン(N)である。多くの場合,重量を表すのにNの代りに重量キログラム(キログラム重ともいい,記号kgfまたはkgw)を使う。…

【分銅】より

…計量器の検査,質量の測定,力などの標準に用い,国際キログラム原器が現示する質量(1kg)に対応する質量がその表面に表記してあるものをいう。使用の便利から特殊なものを除きkgの1,2,5の10n倍(nは整数。nにより表1の補助計量単位を用いる)で,任意の質量が作れる組合せ分銅を組分銅という。分銅は計量法に基づき検査され,基準器検査に合格した基準分銅(精度に応じ1級から3級まであり(1)~(11)の表記がある)には有効期限付きの検査成績書と基準器検査証印が,検定に合格した分銅(1級と2級とがあり(1),(2)の表記がある)には検定証印がつけられ,法定の器差の限界(公差。…

※「ウエイト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android