コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ウサギコウモリ ウサギコウモリ Plecotus auritus; long-eared bat

3件 の用語解説(ウサギコウモリの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ウサギコウモリ
ウサギコウモリ
Plecotus auritus; long-eared bat

翼手目ヒナコウモリ科。体長4~5cm,前腕長4~4.5cm。体は黒褐色で,腹部は黄褐色。耳が非常に長く (胴とほぼ等長) ,そのため名がこのようにつけられた。秋に交尾し,翌年の6~7月に1子を産む。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

ウサギコウモリ【long‐eared bat】

翼手目ヒナコウモリ科の哺乳類。体長ほどもある卵形の長い耳介をもつのでこの名がある。国外ではヨーロッパシベリアからインドまでのアジアイランエジプト北アフリカ,国内では北海道,本州,四国に分布するが,北方系の種で本州中部以北に多い。体長4~5cm,前腕長3.5~4.5cm,体重5~10g。吻(ふん)はやや長く突出し,鼻孔は外方に突出する。耳介は卵形で長さ4cm前後,左右は頭頂部で合一し,耳介内面に20~25本の特有の横ひだがある。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ウサギコウモリ
うさぎこうもり / 兎蝙蝠
long-eared bat
[学]Plecotus auritus

哺乳(ほにゅう)綱翼手目ヒナコウモリ科の動物。耳がウサギのように長いので、この名がある。インド以北のアジア、ヨーロッパ、アフリカ北部に分布し、国内では北海道、本州、四国より知られ、富士山や尾瀬の亜高山地帯に数が多い。前腕長3.5~4.5センチメートル、頭胴長4~5センチメートル、翼開長15センチメートル、耳は卵形で、長さはほぼ体長に等しく、その約半分の長さの耳珠(じしゅ)がある。体の上面は黄褐色または灰褐色。洞窟(どうくつ)、樹洞、家屋などに小群または単独ですみ、日没後にねぐらを離れ、森林内の樹間を緩やかに飛び回り、メイガ科、ヤガ科、シャクガ科などの鱗翅(りんし)目やヒロバカゲロウ科などの脈翅(みゃくし)目のほか、夜間に活動する昆虫を捕食する。とらえた昆虫は休息所に運び、はねを取り去ってから食べる。眠るときは耳を腕の下に畳み込み、細長い耳珠だけをアンテナのように立てている。気が荒く、共食いすることもある。6~7月に1子を産む。10月なかばから3月中旬まで洞窟などで冬眠する。ミールウォーム(チャイロゴミムシダマシ)やハエの幼虫、蛹(さなぎ)などの餌(えさ)で飼育することができる。[吉行瑞子]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ウサギコウモリの関連キーワード大蝙蝠菊頭蝙蝠血吸蝙蝠天狗蝙蝠山蝙蝠クチバテングコウモリアカコウモリコウモリ(蝙蝠)ヒナコウモリ(雛蝙蝠)ホオヒゲコウモリ(頰髭蝙蝠)

今日のキーワード

ネコノミクス

猫が生み出す経済効果を指す造語。2012年に発足した安倍晋三内閣の経済政策「アベノミクス」にちなみ、経済が低迷する中でも猫に関連するビジネスが盛況で、大きな経済効果をもたらしていることを表現したもの。...

続きを読む

コトバンク for iPhone