ウロンゴング(英語表記)Wollongong

  • Woollongong

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

オーストラリア,ニューサウスウェールズ州南東部,シドニーの南 83kmにある都市。 1816年以来,木材石炭積出港牧畜酪農地帯の集散地として発してきたが,ブライ炭田基盤とした鉄鋼業の成立 (1928) 以来,鉄鋼業,銅精錬,化学,繊維など多くの工業が立地する同国有数の工業都市へと発展した。ポートケンブラ地区が港湾・工業地域で,ポートケンブラ港から石炭,鉄鋼を輸出する。市街地はシドニーに連なる北の海岸地帯やシェルハーバーなど南のイラワラ湖周辺に広がる。イラワラ海岸への観光基地でもある。人口 23万 6010 (1991推計) 。

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デジタル大辞泉の解説

オーストラリア、ニューサウスウェールズ州東部の港湾都市。シドニーの南約80キロメートルに位置し、タスマン海に臨む。古くから石炭の積出港として栄え、鉄鋼業と酪農が盛ん。同州第3の規模をもつ。セントマイケルズアングリカン聖堂、裁判所、博物館など、植民地時代の歴史的建造物が多く残る。ウランゴング。ウロンゴン。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

オーストラリア、ニュー・サウス・ウェールズ州第三の都市。シドニーの南、道路で83キロメートルの距離にあり、イラワラ地方Illawarraの中心都市。狭義のウロンゴング市の人口18万1612、都市圏人口25万7510(2001)。1849年以来の歴史がある炭田(年産約1500万トン)を背後にもち、同国最大の鉄鋼業(1928年開始、年産約300万トン)を中心に、銅精錬、化学など各種工業が発達した同国の代表的な重化学工業都市である。ポート・ケンブラ港から石炭および鉄鋼製品を輸出する。ウロンゴング大学(1962年創立)がある。市内南部のイラワラ湖は保養地としても知られる。1816年入植、1942年市制施行。47年にポート・ケンブラなどを合併した。[谷内 達]

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