エステティック

デジタル大辞泉 「エステティック」の意味・読み・例文・類語

エステティック(〈ドイツ〉Ästhetik/〈フランス〉esthétique)

《「エステティク」「エステティーク」とも》
美学審美眼
美顔術・メイクアップ・脱毛痩身そうしん法などによって美しくすること。全身美容。

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精選版 日本国語大辞典 「エステティック」の意味・読み・例文・類語

エステティック

  1. 〘 名詞 〙 ( [フランス語] esthétique [ドイツ語] Ästhetik ) 美顔、痩身、脱毛などを行なう全身美容のこと。エステ。

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百科事典マイペディア 「エステティック」の意味・わかりやすい解説

エステティック

本来は〈美の感覚を持つ〉〈審美的な〉の意で,19世紀後半から20世紀初頭にかけて起きた,自然の体形にそったスタイルの服を着るという運動をいうが,転じて現在では美容によって全身を美しくすることをいう。 日本では,1972年ころよりフェイシャル・トリートメント,メーキャップ,マニキュア,脱毛,痩身(そうしん)などを目的としたエステティック・サロンが現れ,1980年代後半に流行した。自然の香りによるリフレッシュ効果をねらったアロマセラピーや,海藻,海泥を用いてパックを行うタラソテラピーを取り入れているところもある。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エステティック」の意味・わかりやすい解説

エステティック
esthetic; esthetique(仏)

「審美的」「美しい」の意で,全身美容法のこと。頭髪を除く,顔やボディのトリートメント,パック,マッサージなどのほかマニキュア,ペディキュアメイキャップ,脱毛,痩身なども含まれる。そうした美容専門の店をエステティックサロンといい,高度な技術を身につけた美容師エステティシャンと呼ぶ。アロマセラピー,タラソセラピーなどを実施しているサロンもある。

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世界大百科事典(旧版)内のエステティックの言及

【美容】より

…さらに1922年に資生堂がはじめて美髪科,特装科とともに美容科を設けて一般化した。 今日では化粧品を用いて彩るメーキャップ,市販の化粧品や自然の素材を顔や体に塗りパック,マッサージを行う皮膚美容,シャンプー,パーマネント・ウェーブ,染毛などの毛髪美容,マッサージや機器を用いて行うエステティック(美顔術,全身美容)や美容体操,さらにはビタミン剤などの美容食品や健康食品など《美容》の範囲は広がっている。 一方,隆鼻術,二重まぶた,豊頰(ほうきよう),除皺(じよしゆう),脱毛,乳房整形などを行う美容整形は,医学界でも技術の進歩とともに精神的苦痛を除去するという必要性が認められ,1978年に形成外科の診療科目に加えられている。…

※「エステティック」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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