エッセンシャルワーカー

デジタル大辞泉 「エッセンシャルワーカー」の意味・読み・例文・類語

エッセンシャル‐ワーカー(essential worker)

人々の基本的な生活インフラなどの維持に、必要不可欠な職種の従事者。
[補説]医療従事者介護福祉士ほか、食料品販売員、運送業者、消防官などさまざまな職種をさす。

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共同通信ニュース用語解説 「エッセンシャルワーカー」の解説

エッセンシャルワーカー

日常生活を送るために必要不可欠な仕事に従事する人を指す。「エッセンシャル(本質的な、不可欠な)」と「ワーカー(労働者)」を組み合わせた言葉で、感謝尊敬の念を込め、欧米から広まった。医療介護電気・ガス・水道などのインフラ、公共交通、清掃農業生活必需品の小売り・販売など多岐にわたる。新型コロナウイルス感染拡大により外出禁止、自粛される中で、社会機能維持のため仕事を続ける人々に各国で注目が集まった。

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エッセンシャル・ワーカー

英語で「必要不可欠な」を意味するエッセンシャルと、「労働者」のワーカーを組み合わせた言葉。米政府は医療、エネルギー、通信、農業、食品などの分野で社会を支える人々としている。新型コロナウイルス感染症の拡大で、社会を支える担い手として重要性が再認識されている。安倍晋三首相も4月17日の記者会見で電力や鉄道、ごみ収集などの職種を挙げながら、感謝の言葉を述べた。

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知恵蔵mini 「エッセンシャルワーカー」の解説

エッセンシャル・ワーカー

市民の生命と財産を守るため、社会を支える必要不可欠な仕事に従事している人たちのこと。法執行、治安、食料生産、医療、緊急対応などに携わる労働者を指す。2019年に発生した新型コロナウイルスの感染拡大に関連して、外出自粛が要請されている時期にも感染のリスクが高いながらも社会生活を維持するために働くエッセンシャル・ワーカーとして、特に医療従事者、宅配業者、スーパーの従業員、介護や保育の仕事にかかわる人、公共交通機関で働く人、ゴミ収集業者などが多くの報道でクローズアップされた。

(2020-4-28)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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