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オグズ・ハーン伝説 オグズハーンでんせつ

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世界大百科事典 第2版の解説

オグズハーンでんせつ【オグズ・ハーン伝説】

トルコ民族の間に伝えられた,オグズハーンOghuz Khān(オグズ・カガンOghuz Qaghan)なる人物を主人公とする伝説・説話ないし英雄叙事詩。現存する諸種のテキストの中では,14世紀初頭のラシード・アッディーンの《集史》に収められた説話と,同じ14世紀の作品と推定されているウイグル文字を用いて中期トルコ語で記された説話(《オグズ・ナーメ》とも呼ばれる)が内容的には最も詳しい。前者では,ノアの子でトルコ人の祖ヤペテの直系であるカラ・ハーンの子として生まれたオグズが,母・妻をイスラムに改宗させ,やがて異教徒である父をはじめとする一族に勝利して王権を握り,次いで日・月・星・空・山・海という名をもつ彼の6子がそれぞれ4人ずつの子をもうけ,これらの24子からオグズの24氏族が出現する過程が語られている。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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