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オパバ オパバOpava

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

オパバ
Opava

ドイツ語ではトロッパウ Troppauポーランド語ではオパワ Opawa。チェコ東部,モラバ (モラビア) 地方北部の都市。オドラ (オーデル) 川支流のオパバ川の南岸,オストラバの西約 30kmにある。ポーランドとの国境に近く,かつてのシュレジエン (チェコ語ではスレスコ) の一部。 12世紀末から居住が始り,一時はオーストリア領シュレジエンの行政中心地であった。数多くの歴史的建築物,シュレジエン博物館があり,近郊には城がある。鉱山設備,機械,製紙,繊維,薬品の諸工業が盛ん。人口6万 3601 (1991推計) 。

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世界大百科事典 第2版の解説

オパバ【Opava】

チェコ東部のモラビア北部にある旧シュレジエンの主要都市。ドイツ名トロッパウTroppau。オパバ川沿いにあり,人口5万9437(1981)。1224年ボヘミア王によって建設され,18世紀までトロッパウ公領。オーストリア継承戦争でオーストリア側に一部わずかに残されたシュレジエン領の主都(1742‐1928)。史料,美術品を数多く収集したシュレジエン博物館,ゴシック建築物など見るべき文化遺産が多い。現在では機械・製材・製紙・精糖・薬品・繊維工業が盛んである。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

オパバ
おぱば
Opava

チェコのモラビア地方北部の都市。人口6万1771(2001)。ドイツ語名トロパウTroppau。オドラ(ドイツ語名オーデル)川支流オパバ川岸の工業都市で、鉱山設備製造、食品、繊維工業が主要な工業である。歴史的にはシレジア(ドイツ語名シュレージエン)に属し、13世紀に起源をもち、1742年オーストリア継承戦争後、シレジアのオーストリア領として残った部分の首都となった。1820年、ナポレオン戦争の勝利国がこの町で会議を開き、ロシア、プロイセン、オーストリアの3国はイベリア半島とナポリの自由主義運動への介入を決めた(トロパウ議定書)。旧市街には多くの歴史的建造物が保存され、シレジア博物館もある。[中田瑞穂]

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