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オーデュボン オーデュボン Audubon, John James

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

オーデュボン
オーデュボン
Audubon, John James

[生]1785.4.26. ハイチ,レカイ
[没]1851.1.27. ニューヨーク
アメリカの博物学者,動物画家。少年時代フランスで過し,1802年 J.ダビッドに素描を学ぶ。 18歳のとき実業につくためアメリカに渡ったが事業に失敗し,次第に鳥を描くことに関心が高まった。

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百科事典マイペディアの解説

オーデュボン

米国の鳥類学者,画家。フランスでダビッドに絵を学んだが,鳥類に興味をもち,1803年渡米後,鳥の絵を描く。1927年―1938年435枚の大版銅版画集《アメリカの鳥類》全4巻を刊行し,鳥類生態画の祖としての名声を得る。

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世界大百科事典 第2版の解説

オーデュボン【John James Audubon】

1780か85‐1851
鳥類研究家,画家。サント・ドミンゴ(現,ドミニカ共和国)に生まれ,ニューヨークで死去。1791年フランスに移り,そこで幼少年期を過ごし,絵をダビッドJ.L.Davidに師事した。20歳でアメリカに渡り,北はラブラドル,南はフロリダテキサスケンタッキーペンシルベニアなどまで移りすむ。インディアンとも生活をともにし,みずから狩猟して接した489種1065羽の鳥から435枚の大版写実画を《The Birds of America》全4巻(1827‐38)として出版。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

オーデュボン
おーでゅぼん
John James Audubon
(1785―1851)

アメリカの鳥類研究家で画家。西インド諸島ハイチの生まれ。4歳のとき父とともにフランスに渡り、7歳から絵を習った。18歳でアメリカに渡り、フィラデルフィアの近くにあった父の農場で仕事をしながら英語の勉強と鳥の研究を始めた。22歳のときケンタッキー州へ移り、商売を始めたが思わしくなく、貧窮のうちに鳥の絵を描き続けた。描き方は鳥の羽の1枚1枚を詳しく描く細密ペン画法で、鳥の生態に忠実なことを目ざし、野外観察と採集に多くの時間を費やした。初めは一般に理解されなかったが、1838年に、12年がかりで描き上げた435枚の大版細密鳥類画集『アメリカの鳥類』を刊行して不動の地位を築いた。没後1905年に彼を記念してオーデュボン協会が設立された。当初は鳥の愛好家や鳥類保護を目ざす人たちの集まりだったが、やがてアメリカ全土に500弱もの支部ができるほどに発展し、今日では原子力問題など、環境全体の保全を目ざして活動するようになり、対象も全世界に及んでいる。日本でも近年オーデュボンが改めて見直されるようになった。フロリダのキー・ウェストには彼の家と絵が保存されている。[藤原英司]

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世界大百科事典内のオーデュボンの言及

【絵本】より

…その他,オランダ,オーストリア,ハンガリーなどにも近年注目すべき画家たちが現れている。
[アメリカ]
 アメリカは古くJ.J.オーデュボンの《アメリカの鳥類》(1827‐38)を遠い先駆として,近代的な絵本の展開はガアグWanda Gág(1893‐1946)の《100まんびきのねこ》(1928),そしてアンガスのシリーズのフラックMarjorie Flackまで待たねばならない。そのころから全国的な公共図書館活動とオフセット印刷の普及,ディズニーのアニメーション映画の大成功に刺激されて,絵本は表現に飛躍的な発展をみ,一時に花ひらいた。…

【博物学】より

…画工では石版技法を図鑑に応用して成功を収めたE.リア,グールドJohn Gould(1804‐81)らが出た。アメリカでは全博物図鑑中の最大傑作といわれるJ.J.オーデュボン《アメリカの鳥類》がほぼ同時期に出版されている。一方,博物学書は文芸作品と同じ感覚でも鑑賞されるようになり,G.ホワイトの《セルボーン博物誌》を先駆けとして,J.H.ファーブル《昆虫記》やE.T.シートン《動物記》のような人気作品が書かれた。…

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