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カゴタケ Ileodictyon gracile

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カゴタケ
Ileodictyon gracile

担子菌類腹菌目アカカゴタケ科。径約 2cmの卵が地中にでき,その中から白い細管でできた籠のような子実体が現れる。全体の形は亜球形で,大きさは4~7cm。担子胞子は卵の腹中でつくられ,籠目の内面に緑褐色の臭気のある粘液によってついている。春夏の頃,林地に産し,本州各地に知られ,オーストラリアタスマニアにも産する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

カゴタケ
かごたけ
[学]Ileodictyon gracile Berk.

担子菌類・腹菌類、スッポンタケ目アカカゴタケ科のキノコ。初めは径3センチメートルほどの白い球塊であるが、殻を破って白い籠(かご)形のキノコが現れる。籠目の内面に、悪臭のある黒い粘液状の胞子をつくる。全体の大きさは径4~5センチメートルほど。オーストラリアで初めてみつかり、その後、日本でも発見された。奇抜な形で人目をひく。秋、林内の地上に発生する。アカカゴタケ科にはアカカゴタケ、カニノツメ、サンコタケ、イカタケ、アカイカタケなど、風変わりなキノコが多い。[今関六也]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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